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 「イケメン」って言葉がなんだかキモい。

決して妬んでるのではなく、拗ねているのでもない。

「イケメン」となんでもかんでもひとまとめで言い終わらせる行為が

どうも、知的でない。

 

ましてや「イクダン?」「イケダン?」

あー,日本人が駄目になっていく。

 

おばちゃんやおばちゃん予備軍たちが

「いやー、あの子、イケメンやん」

という響きの中に、そいつの人格を推し量ろうなんて気持ちは

さらさら見えない。体育会系だろうが、草食系だろうが

悪そうだろうが、貧乏でも、金持ちでも

みんな同じくイケメン。

無理矢理今時のワクにあてはめようという、

とても乱暴な思いが見えてくる。大味な表現、

そう、「マヨネーズいっぱいかけて」みたいな感じ。

 

それに比べておっちゃんたちの

「あのこ、かわいいなあ」

「乳でかい!」

「足ほそ!」

「べっぴんやなあ」

「歯並びがいいよな」

「コロコロしてかわいらしい」

「息子の嫁にしたい。」

「いや自分の嫁にしたい」

「いじめられたい。」

「月に2回ほどあってくれたら、お小遣いでもあげるのになあ」

「自分の娘として今度の日曜にディズニーランドいってくらないかなあ」

など表現にバラエティがあり

つめていうと、深い愛と思いやりが感じられる。

 

表現はなるだけ具体的に表現する事。

これが日本人の言葉の文化なのである。

 

「イケメン」とい言葉が

表現力をなくしていく・・・

 

 

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