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ネクタイ地獄ってご存知だろうか?
言ってみれば「ほめ殺し」と少し似ている。
仮に誰かが「Aさんのネクタイいつも素敵ですね?」
とAさんを誉めたとする。
言った本人はそれこそ何ともなしに特にAさんの
ほめ所もなかったので、お愛想で言っただけにすぎない。
しかし当のAさんはそこからが大変だ。
「俺はいつもネクタイが素敵な男だ」と
勘違いしてしまうのだ。
毎日、締めるネクタイにかなり気を使ってしまう。
ついついネクタイ売り場にも足を運んでしまう。
なぜならば「俺はいつもネクタイが素敵な男だからだ。」
一度誉められた人に、再度会いにいく時など
朝、ネクタイ選びにおおいに悩んでしまう。
このネクタイは前にしてたから今度は
違うネクタイをしなければならない。
こんなダサイネクタイはできない!
なんかこのスーツには合わない!
狙い過ぎみたいでだめだこれは!
なぜならば「俺はいつもネクタイが素敵な男だからだ!」
こんな感じでネクタイ地獄は始まるのだ。
この地獄はかなり後を引き、ひどい場合は一生続く。
ネクタイにとらわれてしまうのだ。
このAさんを狂わしたこの人は何の気なしに
これといって誉めるところもないので誉めたのか?
それとも計算ずくで嫌がらせをしたのか?
・・・それとも本当にネクタイが素敵だから
発したのか?Aさんのことが好きで発したのか?
ノンノン!
そもそも、そう考える人がネクタイ地獄に陥るのだ・・・
ちなみに地獄はネクタイだけではない。
いろんな暗示をかける術、
感覚を麻痺させる術・・・
怖いことだ。
そんな地獄に落ちそうになったら
嫁のこんな一言に助けてもらうべし。
「そんなはずは絶対ないから!社交辞令を理解しろ!」
そして
「己を知れ!」