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今さらだけど「キャプテン・フィリップス」のDVDを観た。
映画館へ見に行った方「はあ?今さら」で申し訳ない。
だって、ブログ更新すらできないくらい忙しかったのだから
しょうがないだろう。

かまわずに先にいく。

私は、このDVDを不覚にも3回観たのである。
まず、茶の間のテレビで観た時は、途中から寝た。
いや、意識がなくなった。
妻もいたし、途中で止めることもできずに・・・。

2回目は、気を取り直して車の中で吹き替えで観た。
そこで、おおよその内容は把握できた。

3回目は、登場するソマリアの海賊たちの顔の区別がつかなかった
ので,もう一回最初から、ソマリアの海賊のでるところを中心に
チェックした。

この映画の前評判は聞いていた。
3回観てようやく、この映画のおもしろさに気がついたのである。

それをシェアしたくなった。
話をしても、みんなあまり乗ってこないので,ブログでぶちまける。

ストーリーは実話をベースとしているので、さほどの
どんでん返しとか、こりに凝った脚本ではない。

「ザ!世界仰天ニュース」の再現ドラマをちょっと金かけて
トムハンクス主演でつくったかのような映画である。

やはりなんといっても見所は「ソマリアの海賊」である。
これしかない。
ニュースで知る限りでは武装したかなり危険な賊で
カリブの海賊と違ってロマンがない。みんなイラついてる。

そのソマリアの海賊を映像にして、イメージさせたのが
この映画の真の功績ではないかと思う。
誰もがソマリアの海賊なぞ見た事ないのだから。

その海賊のリーダーの役のバーカッド・アブディ(ムセ役)は
ソマリア系アメリカ人だけど、この映画がデビュー。
この人は次の役もソマリアの海賊以外にないのではないかと心配する
くらいガリガリにやせ細った骸骨みたいな人。

冒頭に、ソマリアの海岸で海賊に行きたいヤツの
オーディションがある。ラッキーなごく何人かしか
海賊には行けないのだが。

ソマリアの状況の説明ないが、この映像ですべて読み取れる。
もともとソマリアの漁師だった男たちが
昔のクジラ漁師のように小さなキャッチャー船と母船に別れて
アメリカの貨物船に果敢に挑んでくるのだ。

単に、金が欲しいというよりは、上からの命令でもあるし、
金が絶対的に必要な状況で、命をかけているようだ。
金品奪って、どんちゃん騒ぎしようという雰囲気ではない。

結論的なこというと、
ソマリアの海賊の体つき、手持ちの武器の貧弱さと
アメリカ側のSEALs部隊員のマッチョさとハイテク武装の
対比なのだ。アメリカが勝つに決まってんだよ。

これを見てどう思うかだ。
ソマリアの状況は誰のせいなのか?
アメリカって何?
極東にてソマリアの海賊について考えることなぞ
この映画を見るまで、あっただろうか?

そして、なぜこの海賊のリーダー,ムセがこんなに
ガリガリなのか、いま解った。
3回観ないとわからんよ。

海賊の象徴の「骸骨」を意識してるのだな、きっと。





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