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昔から、のんきでほのぼのする話が好きだ。
深読みしすぎず、「な〜んだ、そうだったのか」
というようなある意味、素朴なオチがある話。罪のない話。
例えば、下を向いたまま、とぼとぼ歩いている人がいるとする。
それを見かけた友人が、
「元気がないなあ!暗いよ!金でも落ちてないか見てんのか?」
と話しかけると、
「いや〜昨日買ったばかりの靴がうれしくて、靴ばっかり見て歩いてるんだよ。」
とはにかんだ笑顔で返してきた。
こんな話だ。
見かけや印象でだまされるな。
物事の真理は意外なところにあるのだ。
誰だったかは憶えてないが、大昔の漫談家にして
パフォーマーのネタをひとつ。私がまだ子供の頃の話。
男が背中をこちらに向けて、小刻みに体を振るわせている。
見た目にはまるで立ち小便をしてるように見える。
その漫談家は「何をしているところでしょう?」
と会場に問いかける。
「立ちション」「立ち小便!」と会場から声がかかる。
漫談家はゆっくりとそのまま振返る。
その姿はなんと、札束を数えていたのであった。
ちょうど股間の所に札束を持ち、一枚ずつ数えていたのであった。
いい話だ。なんてことはないのだが、人の思い込みなんて
軽〜く、吹き飛ばしてしまうような話だ。
社長室に突然、入ってきた女子社員に
「えっ・・・社長、泣いてたんですか・・・?」
(何か深刻な事態でも?)
と聞かれたとする。
そんな時は「いやいや鼻毛抜いてたんで・・・ックション!」
と返そう。
「・・・でしょうね。」(汚っタネー!)と女子社員は納得する。
真実とイメージはいつも違うのだ。違わないときもあるが・・・
真理はいったいどこにある?